彼氏は日本人。彼女はフランス人。

日本人とフランス人の国際カップルの記録

愛国ポルノのフロンティアに驚いた

ぷんぷん。。。
カンカン。。。
どうしたの?耳から煙が出てる。。。と言われる程ムカついてる。
ブログを高校時代以降に一切書いてない私なのに。
今回は酷すぎて書きたかったことがある。

世界のニセJAPANに正しい日本の技術をドッキリ伝授!
『ぶっこみジャパニーズ』第9弾!!

というテレビ番組について。
そう。お前ら。本当に失礼な連中だ。

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日本の愛国ポルノは、いつも「またか!日本万歳日本人すごいですね系なのね。分かった分かった。勝手にしてれば?」と生暖かく見守りながら観ていたが、まさか海外までわざわざ行って、ディスるとは・・・

この番組に初めて気づいたのは、カナダから帰ってきてすぐだった。
その時はロシアのお寿司について。内容は、「ちょっと日本と違う。これはお寿司じゃない」とインタビュアーの人が述べるというもの。
まあ、国と材料が違うし。普通なのではないかと思いスルーすることに。
でもね、今回は本当に許せないと思った。
ディスられたお店に連絡を取るくらいやばい内容だった。

今回の番組の標的にされたのは、オーストラリアにある小さなお寿司屋。
オーナーや、働いているスタッフさんに取材する番組インタビュアー。
可愛らしい見た目にデコレーションした寿司について、「ふむふむ面白いですね」という真面目な顔をしながら日本人インタビュアーが話を聞く。
しかし、このインタビューVTRに添えられたナレーションは、ディスと中傷ばかりだった。
番組のゲストも苦笑いしながら「どこが美味しそう??」「これはお寿司じゃないわ」「寿司の色が嫌すぎる!」と言う。
もちろんオーストラリア人の前では真面目そうな顔をして、番組のスタッフは話を聞き続ける。

「日本のどこに行きたい?」と聞くと、オーストラリア人のクレールさんは有名な観光スポットと「ポケモンセンターに行くのが夢です」と熱く語る。日本に行ってみたい気持ちが非常に伝わるにも関わらず、番組のゲストが「お寿司と関係ないじゃん!!」「この人はお寿司に興味が本当にあるの??」と小馬鹿にする。

また、髪染めをしているスタッフの名前を言う前に「ブルーヘアで個性を主張している人」というナレーションで外見を馬鹿にして紹介する。

終始、ナレーションとSEによって「また変な寿司を作るなー」という雰囲気を出して、オーストラリアの小さな寿司店とそれを営むひとたちを小馬鹿にしつづけていた。

私は、思わずそのお店に連絡することにした。
「こんにちは。
最近そちらのお店を訪ねた日本のテレビは、もの凄く馬鹿にし、不名誉を広げようとしていましたが、ご存知ですか?
簡単に言うと、『われわれ純日本人と比べて、その店はどれだけ劣っているのか』といった内容です。
そのテレビ番組を観ているだけで辛い。」

次に、先に挙げたようなテレビ番組の内容を少々伝えた…
すると、すぐにお店の人から返事がきた。

「こんにちは。
大変…まだそのエピソードを観てないけど、待つしかないみたいですね。メッセージを送ってくれてありがとう!文化の違いや改善点について話すとは分かっていたけれど…そんな酷い言い方をされると思わなかった…とても残念です。」

おい。
馬鹿にされると伝えなかったのか???
可哀想ではないか???
個人がやっている小さなお店。しかも日本文化を好きになって、色々なお寿司にチャレンジしてくれている人たちに対して失礼だ。

評判を下げたいわけ?
お店の人は、お客さんにどう思われるのかを心配してたよ!!

あの番組を見て、「我々日本人が本当に偉大だ!」と思いながら楽しんだ人に言いたい。
いいか?
フランス人の私から言わせてもらうけど、
日本のパンは不味い!
日本のチーズはプラスチックみたいで味がない!
日本のワインの味が酷い!
日本にあるフレンチレストランも本場の味ではない!

ただね、フランス人がわざわざ日本に来て「見て見てー日本のフレンチwうざいんだけど!不味いのに良くあんなのが出せるのね」と言う人がいない!
いいか?ローカライズした料理は、本場の味と違って当たり前!
その国の人の好みに合わせて作ってるわけだ!
材料が違うから味も当然同じようにならない。なれない。
日本料理が作れる私だって、海外では同じ味が作れない。

最後に。
その番組には、自らの恥を知った上でそのお店に謝罪することを、心から強く強~く願っている。

マリーヌ

(PS 日本語が母国語ではないので、多少のミスはお許しください)

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