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フランス女性と同棲中

ナンパしたフランス人と同棲する高卒ニートの整理と極論

「性欲」の対義語を考える

人間には、性欲があるそうです。
ここで僕は、1人の人間です。
それゆえ僕には、性欲があります。

今のところ僕は毎日、性欲の訪れを実感しています。
気象庁が観測する雨雲の訪れよりも確かな精度で、僕は性欲の訪れを実感できます。

とはいえ、すべての人間が僕と同じように性欲を実感しているわけではないと思います。
程度の差もあるでしょうし、頻度の差もあるでしょう。

中には、性欲がない人間もいるそうです。あせくしゃる。
ここで僕は、1人の人間です。
それゆえ僕にも、性欲がないかもしれません。

だがしかし、今のところ僕は毎日、性欲の訪れを実感しているのです。
国税庁が調査する確定申告書類よりも確かな精度で、僕は性欲の訪れを実感できます。

今日も性欲の訪れを実感したため、普段から考えていた「性欲の対義語」について書きます。

利己的遺伝子

性欲について、僕はリチャード・ドーキンスの『利己的遺伝子』を元に考えています。
つまり、生物的な遺伝子(ジーン;gene)を次世代に残すことを目的として、個体としての僕は性欲を実感しているのだろうと思っています。

ここでドーキンスは、文化的な意伝子(ミーム;meme)という概念を作っています。

ジーン(生物的遺伝子)が、性交渉によって性器を介してコピーされ移り行く生物情報の単位であるのに対して、ミーム(文化的意伝子)は、コミュニケーションによって脳を介してコピーされ移り行く文化情報の単位です。
ミーム(文化的意伝子)の例として、メロディやキャッチフレーズ、服の流行、橋の作り方などが挙げられています。

ジーンとミーム

僕は、ドーキンスが考えた二つの概念を、次のように捉え直しています。

ジーン(生物的遺伝子)は、子供を作りたい、セックスしたいという欲求を抱かせる。
ミーム(文化的意伝子)は、他人に伝えたい、影響を与えたいという欲求を抱かせる。

もう少し言い換えて、子供を作りたいという欲求がジーンによるもの、子供を育てたいという欲求がミームによるもの、という風に考えることもできると思っています。育てるということは、自分の文化的要素を次世代に引き継がせることに他ならないからです。
ヒトという種は、生物には珍しく閉経しても生き長らえます。これは、次世代を育てるためではないか、という仮説があります。
男が産休・育休を取れない本当の原因 - デマこい!
ここから、ヒトが、育てたいという欲求を生まれつき備えているのではないかという仮説を導くことができます。

性欲の対義語

つまり僕は、「性欲」の対義語を「影響欲」だと考えています。
そして、性欲の発露としてのセックスにも「ハグ-キス-オーラルセックス」など様々な段階があるように、影響欲の発露としての育成にも「伝える-教える-育てる」などの段階があり、それぞれに快を感じる性質が人間にはあるのではないか、と思っています。

なお、それぞれの欲求はその発現までに複雑な経路をたどるため、その発露が本来的ではない場合もあります。
たとえば現代の日本では、本来的には子供を作ることが目的であるハズの性欲が、自慰やコンドームやピルにより目的を阻害された形で発露されるのが通常です。それと同様に、本来的には未来へ伝えることが目的であるハズの影響欲が、支配欲や権力欲のように望ましくない形で発露されることも多々あるでしょう。

とはいえ欲求自体はシンプルで、次の二つが基本として人間にプリセットされていると考えると、いろんな物事を見るときにスッキリして良いと思っています。

こどもを作りたい、だれかとSEXしたい。ジーンの賜物としての性欲。
こどもを育てたい、だれかに伝えたい。ミームの賜物としての影響欲。

そういうわけで、この記事は、影響欲の訪れを実感しながら書かれました。
みなさんにも、この文字列は訪れましたか。

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