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フランス女性と同棲中

ナンパしたフランス人と同棲する高卒ニートの整理と極論

そのコトバ、誰のために書いてますか? 

コミュニケーション 自薦 ITとWEB


ツィッターでつぶやく人。
ブログでエントリあげる人。
はてブで記事にコメントする人。

インターネット上で
『コトバを届けること』
を考える人に向けて。


目次
1、自分のため?他人のため?
2、あのひとのため?だれかさんのため?
3、いろんなヒトがいる…><;
4、残っていくコトバ。
5、だれかさんを、意識しよう
6、どうやって意識するのか
7、まとめ。
8、余談。きっかけの記事やコメント紹介

※約5000字あります。図が多いです。

1、自分のため?他人のため?

皆さんは、誰のためにコトバを書いていますか?

自分のためですか、他人のためですか?

コウモリは昔のことを想像して、あらためて不思議な気持ちになることがあります。

日記は自分のため。手紙は他人のため。
昔であれば、それが当たり前だったと思うのです。

つまり、誰に向けてコトバを書くかということが、すごく分かりやすかったと思うんですね。

コトバを書くということ、文字を綴るということ。
その前提にある「Whom/だれのためか」が、すごくハッキリしていた。

でも、いま。インターネットの世界で、その状況が様変わりした。

2、あのひとのため?だれかさんのため?

ブログに書いた日記は、大勢の知らないヒトにも読んでもらえる可能性がある。
もちろん、手書きの日記だってその可能性はあったけれど、その確率が桁違い。

ツィッターのリプライも、大勢の知らないヒトにも読んでもらえる可能性がある。
もちろん、切手貼った手紙だってその可能性はあったけれど、その確率が桁違い。

つまり、先ほどの分類で言えば、「他人」の範囲が変わったと思うのです。
昔は「特定のあのひと」だけだったのが、今は「不特定のだれかさん」にまで拡張された。

こうして、
だれもが手軽に、不特定多数に向けたコトバを発することが出来るようになった。

梅田望夫さんは、このことを『総表現社会』と仰っていましたね。

そのイメージを図にすると、こういう感じでしょうか。

対象の項目が3つになった^^

でもね。
自分も知らない不特定の「だれかさん」に向けて、コトバを発すること。
その状況が一般化する中で僕らが気付いてきたのは、
「これって、メリットだけじゃないな」という感覚だと思うのです。
「ここには、デメリットもある!」という実感。。。実感、実感、実感!

3、いろんなヒトがいる><;

たとえば、ツィッターやブログで、こう書くヒトがいるかもしれません。
「あーあ、体重が70kgになっちゃった。痩せなきゃ!」

このコトバ、誰のためでしょう?

①じぶんのため
じぶんのいまの気持ちを吐き出すために、
あるいはあとで気持ちを引き締めるために。

②あのひとのため
あるいは、友達や夫への宣言として。
「今度こそ、私やるよ!」の意味で。

③だれかさんのため
あるいは、同じ思いを抱えるヒトのために。
「共感してくれる人がいたら良いな、一緒にダイエット頑張ろうね!」の意味で。

いろんな意味が入り混じったものとして、このツィートがあるかもしれない。

ところがツィッターやブログなどのインターネット上では、
「そんなコトバを見たくないヒトが、そのコトバを見てしまう」可能性も孕んでいる。

つまり、こんなイメージ。

ごくごく単純な典型例ですが、不特定のだれかさんの中には、
「そのコトバを読みたい」ヒトもいれば、
「そのコトバに興味ない」ヒトや、「そのコトバで不快になる」ヒトさえいる。
それが、「炎上」などの問題につながっていると思うんですね。

見たくないと思っているだれかさんにまで、「コトバが届きすぎてしまう」。
あるいは、本来の届けたい相手とは違う相手に、「コトバが誤配されてしまう」。

4、残っていくコトバ

しかも、記録が残るから、昔の発言を掘り返されることも…。

もちろん、コトバが残るということは、メリットもあります。
ブログやツィッターでの自分のコトバを、ライフログとして思い出にすることもできる。
これは④の項目ですね。
あるいは、ブログやツィッターでの自分のコトバを、名刺代わりにもできる。
これは⑤の項目ですね。
あるいは、将来、自分の孫の孫が、ルーツを辿るために読む、ということが起こるかもしれない。
これは⑥の項目ですね。
いろんなメリットがありえる。

ただやっぱり、不特定の多くの人に読まれるということは、デメリットもある。
そこで、ちょっと考えてみましょう。
「不特定のだれかさん」って、いったいだれなのか、と。

5、だれかさんを、意識しよう

さきほど確認したように、世界にはいろんなヒトがいるから、
自分のコトバを、「そんなの読みたくない」と思うヒトもいる。
どれだけ頑張って書いたとしても、「そんなの興味ない」と思うヒトもいる。

アタマの中でイメージしよう

だから、
「自分が伝えたい相手」と同じくらい、「自分が伝えない相手」のことも考えた方が良いと思うのです。
少なくとも、アタマの中には、そういうイメージを持っておいた方が良い。

なぜか。
別の言い方で説明します。

100万人に届けたいとしても

例えばコウモリは、自分の図を、100万人くらいに届けたいなー、と思っています。
いまの10代の子の1学年が、そのくらいの人数です。
うーん、、、べらぼうに多いですかね?
3ヶ月前からブログ書き始めた奴が何言ってんだ?って思いますよね(笑)

でも、たとえそれくらい多くのヒトに届けたいと考えていたとしても、
現実はこうです。

たとえば日本語の読める100万人に届いたとしても、残り1億人が、興味ないor不快になる可能性がある。
圧倒的に、「自分が伝えない相手」の方が、多い。

だから、誰のために書くのか、それを意識するのと「最低でも同じ程度には」、誰のためには書いていないのかを意識しても良いと思うんですね。

6、どうやって意識するのか

じゃあ、どうやって意識するのか。
その答えが分かっていれば、こんなに苦労しないよ;って思うのですが、
いま、コウモリが暫定的に採用している方法を紹介してみますね。
最初の2つはブログ記事を書くとき、最後の1つはツィッターやはてなブックマーク、関係なく、そうします。

リード文に書く

コウモリはブログのリード文に、「だれのための記事か」を必ず書くようにしています。
そうすると、自分がコトバを届けたい相手が、定まってくる気がするからです。
この1ヶ月で書いた記事では、基本的に全部、最初に「〇〇のヒトに向けて」を書いています。
それは、手紙の宛名書きのような感覚で書いています。

もしくは、「だれのための記事ではありません」も書くときがあります。
ただし、
「この文章は、id:otsuneさんのために書いたものではありません」などと個人名を出すのは差し支えがあります。なぜかというと、コウモリがid:otsuneさんにウォッチされたくないと思っている、という心情がバレてしまうからです。ウォッチャーというヒト達の多くは、そういう「見られたくない恥ずかしい」という微かな匂いを、敏感に嗅ぎ取ってウォッチする存在です。だから、むしろ見られてしまう、というより、呼び寄せてしまう。かといって、個人ではなく、ある集団やその特徴を指定して、
「この文章は、刺青の方をお断りしています」などと書くのも差し支えがあります。
なぜかというと、文章は銭湯ではないからです。

そっ閉じメソッド

そういうわけで、コウモリ湯がオススメするのが、「そっ閉じメソッド」です。
→参考:「そっ閉じメソッド」で平和なBlog生活を - 斗比主閲子の姑日記
その効果は抜群でした。このメソッドを使った記事には、ブックマークは100以上も付いて、リンクまで貼ってもらえました。そのあと、彼女ができて東大に合格して宝くじが当たって5cm伸びる広告を見ました。
えっと、同棲しているフランス人とのキャッキャウフフを書いた記事なので、普通であれば、「死ねよリア充」「爆発しろ」「もげろ」「特定しました」などのお祭り騒ぎになってもおかしくなかったのに、平和に読んでもらうことができました。これって超すごい!
詳しくはリンク先をご覧ください。

だれかさんを、あのひとに変える

あるいはコウモリは、自分の記事を読んでくれるヒトが何を望んでいるのか知りたい、と強く思っています。だから、他にはどんな記事にブックマークを付けるのか、前後でどんなツィートをするのか、どんなプロフィールか、余裕があるときに、それらを見るようにしています。特に、良いコメントや面白いコメントをくれたヒトなら、そうしています。あと、カラースターを付けてくれた人も、見るようにします。
そうすることで次の記事からは、「だれかさん」だった人が、「あのひと」に変わると思うからです。
まだブログを始めて3ヶ月しか経っていないけれど、最初の頃に比べるとずいぶん、「この記事はあのひとに向けて書こう!」という具体的なイメージが湧いてくるようになった気がします。
コウモリは、「あのひとだけのために」という書き方をすることが多いので、多くのひとに読んでもらえることは少ないけれど、そういうのって、平和で楽しいなーと思っています。
PVとかアクセスとかを意識するヒトが多いし、そういうことを書いた記事が読んでもらいやすいのだろうけれど、コウモリとしては、「そんな数字よりか、画面の奥にいるヒトを意識して、それぞれのヒトについて詳しく考えている方が楽しいのに」って思います。
今回の記事は、その「アクセスの数字じゃなく、個別のWhomを見よう!」が出発点なのでした。

7、まとめ

自分か他人か。特定か不特定か。短期か長期か。

再掲します。

この図で言えば、きっと、どんなコトバでも、①~⑥が様々に入り混じっている。それが、いま、僕らがネット上に書いている「コトバの姿」なのではないでしょうか?

そうして混じりあって分かりづらくなっているからこそ、もういちど、「誰のためのコトバなのか」を意識しなおす。

そのきっかけとして、ブログの冒頭に、「~~のひとへ」「~~はそっ閉じ」などを書いてみる。
あるいは、「だれかさん」を、「あのひと」に引き戻す。数字を個人に還元する。

それが、今回の提案でした。

足りなくないですか?

それだけじゃ、まだ感覚的だし、曖昧だなーって思われません?
…足りないですよね><; 

誰のために書くのか。「Whom」は、すごく大切な要素です。
コウモリは、もう少し詳しく考えたい。
というわけで、この続きを、明日から連日or隔日で投稿する予定です。
タイトルと図はもう決まっています。

予定

1回、そのコトバ、誰のために書いてますか?    ←今回エントリ
2回、あなたのコトバは何色?  ~Whomの3要素~ ←次回
3回、多くの人に伝えたいなら  ~心と意伝子と~ 
4回、炎上回避の方法、まとめ  ~平和の4項目~ 
5回、炎上の意外なメリットとは ~娯楽とパンツ~ 
6回、ネガティブな言葉への対応 ~自責と他責と~ 

今回は平凡な整理がメインだったので、あまり面白い図ではありませんでしたが、次回はもう少し面白い図を用意してみたので、一緒に考えていきましょう! なお、余談に一部、次回へのヒントが入っています。

8、余談。

今回のエントリは、次の記事を読んで思ったことをまとめたものです。

id:fujiponさんのもう一度、『なぜ今、ブログなのか』 - いつか電池がきれるまで
→こんな感じの内容:
ブログは「自分のため」に書けば?「未来の他人のため」になるかもしれないし、気楽に自由に書けばいいじゃん。
→当エントリで換言:
「自分」視点、「長期」視点

id:possesion_cdpさんの文章でのアウトプットには「考えること」と「伝えること」の2段階がある - お前のことが好きやったんや
→こんな感じの内容:
(自分のために)考えることと、(他人のために)伝えることは違う。あと内容と形式にも注意してね、伝えるのは高コストだけど高リターンのときもあるよ。
→当エントリで換言:
「自分vs他人」視点

id:topisyuさんの「そっ閉じメソッド」で平和なBlog生活を - 斗比主閲子の姑日記
→こんな感じの内容:
タイトルやリード文で誰のためかを明示して、ブログライフを楽しもう
→当エントリで換言:
換言できません。

ご意見・ご要望・ご質問、お待ちしております。

このシリーズは、ブログ・ツィッター・ブックマーク等でコウモリに寄せられたご意見のうち、含むところが大きいものへの正式アンサーを兼ねています。
特に、考えるきっかけとなる面白いコメントをくれた方を紹介します。(コメント自体は、雰囲気の再現です。)

id:meerkat00さんのコメント
『idコールはブクマ稼ぎと言われることもあるから注意した方が良いよ^^』

idコールで「ブクマ稼ぎ」だなんて言われたら、少しショックですね><;
なんでも、この記事でそう言われたみたいです。ブログ初心者は読んでみると良いかも!ブクマ・読者数を増やした手の内を明かしてやろうぞ-前編 - 夜の庭から
ブクマ・読者数を増やした手の内を明かしてやろうぞ-後編 - 夜の庭から

当エントリで考えたこと:「特定vs不特定」視点、ネットでは常に「読みたくない不特定のひと」への配慮が必要


id:deztecjpさんのコメント『はてなでは、自意識過剰なタイトル付けは注意した方が良いよ^^』

誰に向けて書くのか。はてなブログや、はてなブックマークを利用して、コトバを届けたいなら、「はてなのサービスを使っているヒトたち」を知るのが大事!
id:deztecjpさんは、はてなブックマークが1281個も付いた記事を書いているから、ブログ初心者は参考にしてみると良いかも!
無理せず節約するコツ

当エントリで考えたこと:「不特定の中の、だれに向けて書くのか」


id:aukusoeさんに頂いた「あるアドバイス」をもとに、当エントリの構成を考えています。

2014-02-13 - 三流物書きを目指すたつきに薔薇を

当エントリの、「どの部分」が助言の影響を受けているのか分かった方は、天才! 答えが分かった方は、教えてね!

※リンクツィート・ツィッターリプライ・ブコメには目を通しているので、いろんなご意見をお待ちしております^^/

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