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フランス女性と同棲中

ナンパしたフランス人と同棲する高卒ニートの整理と極論

THE MANZAI 2013 感想・批評・Q&A「千鳥はどこが面白い?」

お笑い 漫才コント落語

感想:面白かった。

批評:でも、面白くないと感じた人もいると思う。

   感じ方はヒトそれぞれ。

   どうしてあれが? どこがおもしろい?

   そんな方のために、Q&Aで答えます。今回は、千鳥。

   その前にまず、「あれ面白くなかった」という箇所がある人へ。

   その感性は、すごく大切なものだと思います。

   ただ、「どこが面白いのか」を理解できた方が、きっとお得です。

   てか、どこが面白いのか理解できてないのなら…人生半分、損してる; 

   とまでは言わないにせよ、

   「理解できないものもある」と知っておくことは良いことだと思います。

   自分が理解できないものを、「ゴリ押し」で片づける陰謀論はつまらない。

   たとえば、

   悪口や毒、尖ったブラックな笑いが好きなヒトもいれば、

   動きや表情、明るくポップな笑いが好きなヒトもいる。

   早口を、テンポが良くて巻き込まれてしまうと感じるヒトもいれば、

   遅口を、テンポが良くて引き込まれてしまうと感じるヒトもいる。

   評価ポイントはヒトによってさまざまです。

   もしも「面白くない」と感じることがあるのなら、

   それを「面白がるヒト」をバカにしたり陰謀論に乗せるのではなく、

   それに対する自分の「面白がりレセプター(受容体)」がないのだ、

   と謙虚に受け止める方が、発展性があるかと思います。

 

以下は、そうやって謙虚な疑問として「どこが面白いの?」「なんでこの組が評価されるの?」と不思議に思う人のためのQ&Aです。

特に、THE MANZAIの感想を見る中で多かった意見について解説します。

 

Q。なぜAブロックは千鳥が勝ち抜けたの? 千鳥は面白くなかったけど

A。千鳥の面白さは少し特殊です。

    ボケとして、奇抜なワードを奇抜な言い方で貫きます。

    そのボケは「狙ってそうしている」のが明らかな「奇抜さ」です。 

    それを不自然に感じたり作為的に感じたりで「笑えない」事があるようです。

    きっと千鳥のボケに「論理的・言語的」に明確な理由付けがないからです。

    比べて、ウーマンやノンスタのボケは論理的・言語的な理由付けが明確。

    コトバの説得力で「論理・言語」を重視すると千鳥は理解不能です。

    千鳥を理解するには、「キャラクター」を受け入れる必要があります。

    千鳥のボケは、「人間的」な理由付けを説得力の源泉としています。

    そのために、独特の言い方をするキャラクター設定をしているのだし、

    大悟という人間が持つ風貌や、醸し出す空気がそれを下支えしています。

    いわば、大悟の「かわいげ・人間性」への受容体があるかどうか、

    それが千鳥を面白く感じられるかどうかのラインです。

    ひとたびラインを越えてみると、そのワードや所作のひとつひとつが

  「人間的・大喜利的な面白さ」に溢れていると気付くかもしれません。

    そしてツッコミも、ボケの異常さを切り捨てるのではなく、

    その異常さを「受け入れる」方向で展開されていると気づくはずです。

    決勝2本目の「擦る」ツッコミが象徴するように、

    叩くことでボケの流れを「切って止めて捨てる」のではなく、

    擦ることでボケの流れを「受けつつ次へと流す」ように仕向けています。

 

なお、天竺鼠も、千鳥と似たコンビです。

ボケの川原を「かわいげ」があると思うか、

「かわいがれるか、面白がれるか」がラインです。

具体的には、

「もうこの子ったらまったく~www」という目線を持てるかどうかです。

 

「なにわけわからないこと言ってるの? なに変なボケしてるの?」

ではなく、

「もうこの子ったらまったくしようがない、なんてことしてるの」

という目線。

疑問ではなく、受け入れてかわいがる目線。

その目線のあるなしで、全く評価が変わるのだと思います。

 

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