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フランス女性と同棲中

ナンパしたフランス人と同棲する高卒ニートの整理と極論

タイトルに数字が入った記事を3種類に分けたら、9割がゴミだった。

タイトルに数字が入った記事や書籍を、3つに分類しましょう。

 

1、筆者の主観に基づく「感覚」を伝えるために数字を使っている場合

  『伝え方が9割』とか

  『日本の子育ては海外より10倍辛い』とか →関連 http://bit.ly/1gS7wo8 

 これらの場合、客観的なデータとして数字を使う気はさらさらありません。「とりあえず数字を入れときゃ買う奴も見る奴も増えんだろ」っていう態度です。なので、本や記事の中身には9割方、期待できません。数字を使ってない記事の10倍薄い内容しかない、ゴミです。そういう記事や書籍はタイトルで判断できるので、ちょっと開いてみて「あーやっぱりゴミ記事だった」と時間の無駄を感じる前に、しっかりと、いまから自分はゴミ記事を読むんだという心構えを持ちましょう。

 

2、筆者の主観に基づく「分類」を伝えるために数字を使っている場合

  『女性を口説くときに〇〇した方が良い3つの理由』とか

  『〇〇なチームを作るのに必要な5人の存在』とか

  『〇〇の前にやっておきたい15個のこと』とか

 いくつかに分類すれば格好良いとか賢いとでも思っているのでしょうが、2つを超えた数に分類している場合、まずMECEは期待できません。「おい、これ最初のとカブってんじゃん」とか「4番目は2番目に含まれてんだろ、上下の階層構造を分かってねーな」とか「数合わせのために薄っすい項目を作んなよ、マジでゴミ」などを感じるハメになります。

 ①まっとうな記事を作ろうと思う人間であれば、まず二分法を使います。ほぼ確実にMECEが期待できるからです。また、ひとつの記事で人間が理解できる(人間に伝えられる)容量を知っている人が書いていることが期待できるからです。新しい概念や分類を伝えたい場合、ほぼ二分類が限界だからです(ちきりんサイコー!)。

 ②つぎに、3つ以上の分類を使った記事になった場合でも、まっとうな記事を書こうと思う人間なら、タイトルにその分類した数を使いません。理由は2つです。MECEで3以上の分類をした場合(A)と、MECEではなさそうな3以上の分類をした場合(B)、それぞれで説明します。

 ②ーA 他の「3以上の数字」を使ったタイトルにはゴミ記事が多いと知っているため、それらのゴミと混同されたくないから、タイトルに数字は使いません。

 ②-B それがMECEではないけれど分類することに意味があると感じて記事を作るような場合。このような場合、まっとうな記事を書こうとする人間なら、タイトルに数字を入れられるはずがありません。「4つかもしれないし5つかもしれない、本当のところは分からない。だけれど、ひとまず自分は4つに分類したし、それを前提に考えるのは意味があると思うので、みなさんにもオススメします」そう思う人が、タイトルに「〇〇した方が良い4つの理由」などと書くハズがないのです。

 以上。①、②A、②Bより、まっとうな記事を書こうと思う人が、タイトルに数字を入れる記事を作るハズがないのです。基本的に。これ、編集者でも同じだと思います。売るためだかなんだか知らないけれど、とにかく数字を入れればいい・ナンバリングは大事だと思っている連中が、いちばんゴミです。そういう連中のせいで、本当に意味のある数字が埋もれていきます。

 

3、データに基づく数字を使っている場合

  『内閣支持率50%』 

  『秘密法「修正・廃止を」82%』 

  『ミクシィ株価が一か月で約7.5倍に高騰』  

 このパターンは、まっとうな内容が書いてある期待ができます。もしくは、円グラフや棒グラフも期待できます。楽しいです。なお、上記は「はてブ」をいま開いてみたときに出た記事です。

 

さて僕は、興味・関心の関係で「コミュニケーション」「心理」に類する記事や本をいろいろ探すのですが、そうすると上記の1・2に属するゴミがわんさかあるわけです。科学系・政治系の書籍や記事だと、事情はだいぶ変わってくるのだと思いますが、コミュニケーションや心理や実生活に関係するものだと、「タイトルに数字が入ってないものを探す」方が、ゴミ記事を読まなくてすむ確率が上がります。

 

そういうわけで、まっとうな人間なら分かりきっていることを、あえて書いてみました。前回、「次回は釣りの解説をする」と言ったわけですが

 →なぜ炎上は起こるのか 後半 - コウモリが見た人間社会の簡単図解

釣り解説を書きながら、「解説の前に自分も釣り記事の類を書いておかなくては」と思ったので書いてみた次第です。次回、ちゃんと釣りの解説を書きます。

 追記:書きました

 →なぜ炎上技法を用いた「釣り」は起こるのか - コウモリの世界の図解

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